この仕事をしていて思うこと
飲食店などでよく見る光景があります。従業員がトレイに1品、2品だけであればよいが数個の品物を同時に運ばなければいけない時があります。その時のトレイは重いのです。店の教育でトレイは片手で持つようにと教育されましたので、それに従うしかありません。でも、重いのです。商品の時は、まだましですがドリンクの時は本当に困るんです。いつか落としてしまわないかと心配です。
してしまった失敗について
とうとう私はやってしまいました。トレイに20個近いドリンクをサーブする時にしてしまいました。幸いといえば幸いなのですが、お客様にはご迷惑はかけていませんが、従業員からは非難を轟々に浴びました。20個近いドリンクを運んで、空のグラスをさげてくる時にバランスを崩して全て落としてしまったのです。私は、頭が真っ白になりました。
その失敗をどう切り抜けたのか
どうにもならない状況だと覚悟を決めました。クビになってもしょうがないと考えました。それと同時に私は、店長、主任、他のスタッフに深々と頭をさげました。グラスを片付けたあとは、必死のパンチでそれまでより何倍も速く動きました。営業時間が終った時に店長や他のスタッフから「帰ると思ったけどようやったな」と褒めてもらいました。してしまった失敗ごとにくよくよするのではなく気持ちを切り替えて行動すればいいのだと36歳で気付きました。
今後失敗が起きないようにどうしたらいいのか
トレイに一気にのせると、重くて落とすなどの失敗につながってしまうかもしれません。まずは気を抜かないことです。小学校の時に先生に言われた「お家に帰るまでが遠足です。」完全にグラスをさげるまで気を抜かないことを意識して仕事をしていくことで同じ失敗は起きないでしょう。